つま写に新機軸、polaroid cube
こんにちは。
つま写斎藤流家元、斎藤雨梟です。
入門希望者は上納金を振り込んでください(唐突に故・立川談志師匠リスペクト)
冗談はさておき、大変なことがあった。
これをもらった!
どうです、大変でしょ。何だかわかりますか。私もつい最近までさっぱりわかりませんでしたが、今はわかります。動画が撮れるカメラなんです!
こんなにちっちゃいのに、驚く。
写真の正面に見えているのがレンズで、見えにくいがその下にマイクがある。音声もちゃんと録れるのです。
そして底面に磁石がついているので、自転車にくっつけたりして躍動感あふれる動画が撮れるという「アクションカメラ」だそうで、静止画も撮れる。
アクションに乏しい私がなぜこんなモノを持っているかというと、懸賞で当たったから!
懸賞って出すだけでもう面倒なのでそんなに応募したこともないし、応募してもそうそう当たらない。それが、なんかこれいいな〜と応募してみたら、A賞20名というのに当選!わ〜い!!
近年、人生史上最も地味な生活に埋没しておりそろそろ人間に飽きそうなところだったが、思わぬところから燃料投入。危なかったよ、新エネルギー大事。
つま写の定義を確認
さて、つま写とは何かについておさらいすると詳しくはこちらを見ていただくとして
何が撮影意図なのか、何が面白くて撮ったのか、撮影時の本人(とその記億を知る者)以外まったくわからない、途方に暮れさせられるつまらん写真が「つま写」だ。
上記に掲載したような写真は、下手くそでつまらない写真には違いないものの、「このカメラを撮りたかったんだろうな」「嬉しいから見せたいんだろうな」と、撮影意図が容易に推測できる点で「つま写」とは言い難いところがある。
さて、このカメラ、「つま写」を撮るにはぴったり、誰の写真も等しく「つま写」化しかねないパワーがある。その理由は、
おそるべきミニマリズム!
見ての通り、ファインダーはないし液晶画面もない。
マイクロUSBでパソコンにつなげるようになっていて、取り込んだ動画や写真をパソコンで確認するまでは何が撮れたかわからないという仕組みだ。後継の最新機種はWi-fi対応でスマートフォンにすぐに転送できたり、画面でプレビューしながら撮れるらしいが、そんなのないのがむしろ面白そうだ。
上記にリンクした記事にも書いた「写ルンです」も、フィルムカメラの宿命として現像やプリントをしてみないと仕上がりがわからない。ライブビューなんかできない。が、実際の撮影範囲とややずれるとはいえ、一応ファインダーがついている。
だが、このカメラにはそれすらないのだ。どこがどう撮れるのか、さっぱりわからない。
早速撮りたいものを探して、撮ってみた。これです。
「夕暮れ直前の秋の空」
なんて撮りたかったわけではなく、コブシの木にもう白い花芽がついているさまを撮りたかった。
しかし逆光で真っ黒だし、色以前にどこに花芽があるのかよく見ないとわからない。何せ露出補正や感度の設定なんかもちろんできないし、構図もカンで撮るのみ。とはいえ、
我ながら見事なつま写が撮れた!
もちろん動画も撮ってみたのだが、こちらは動きも激しすぎて酔いそうなので今回は割愛する。
いい「つま動」が撮れたら公開する予定だ。このカメラの機能や撮れた写真も近々ちゃんと紹介・レビューしたい。
そして、twitterなどで「つま写部」の部活動も始めたいと思っている。入門と違ってこちらは参加費無料部費無料!機材は自前でよろしくお願いします。