Affordable Art Fair 、つまり「手に入るアートの祭」、ソウルにて

海を渡ってアートフェア

アートフェアに行ったことはありますか?

複数のギャラリーが作品を展示・販売するお祭りのようなもので、一箇所行くだけでかなり多数の絵を観られるのが魅力です。

国際的なアートフェアも年々増えているようで、世界15箇所で開催される”Affordable Art Fair”もそのひとつ。そして私も、きたる9月9日〜11日、韓国のソウルにて”Affordable Art Fair Seoul”に出品します。

“Affordable Art Fair”つまり「手に入れることが可能なアートフェア」というわけで、「手軽にアートを買って部屋に飾り、親しもう」というコンセプトのもと、作品価格が10,000ドル以下(これはあくまでも上限で、多くはもっと低価格)に抑えられているのがポイント。

アジアではソウルのほかシンガポールと香港で開催されます。その他はニューヨーク、ロンドン、アムステルダムなど。

観光客にも行きやすい便利なところで開催され、「子供(学生?)料金」が設定されている(大人10000ウォン、12歳〜18歳8000ウォン、12歳以下および65歳以上は無料。1ウォンは本日のレートで約0.09円)のも特徴で、ソウルの会場では子供も楽しめるKids Art Studio というプログラムが用意されています。

ほかの開催地でも、キッズスペースがもうけられたり、子供向けガイドツアーがあったり、家族で行ってもそれぞれにゆっくり楽しめる配慮がされているようです。

アフォーダブルアートフェア ソウル 2016 の情報はこちら(韓国語と英語のみ)

この猫が海を渡るのです

さて私の出展作はこちら。直径18センチの円形の作品です。「銀座ギャラリーG2」から参加するのですが、G2からの出展作品はこの円形パネルに統一され、白い壁に水玉模様のように展示される予定です。

私は現地には行けませんが、作品が海を渡るのは楽しみです。特に韓国には行ったことがないので、自分自身が行けないのに絵が行ってくれるのは不思議な体験です。

タイトルは「青猫銀魚」

韓国語だと「파란 고양이 은빛 물고기」

うーん、自動翻訳を使ってみたので怪しいかもしれません。

「青猫銀魚」illustration by Ukyo SAITO ©斎藤雨梟

「青猫銀魚」”Blue cat,Silvery fish” illustration by Ukyo SAITO ©斎藤雨梟

アフォーダブルアートフェア韓国ソウル 概要

開催日時:9月9日(金)11時〜6時、9月10日(土)11時〜8時、9月11日(日)11時〜6時

会場:DDP(東大門(トンデムン)デザインプラザ):Dongdaemun Design Plaza)

ソウルメトロ2号線・4号線、ソウル特別市都市鉄道公社5号線「東大門歴史文化公園(トンデムンヨッサムナコンウォン、Dongdaemun History&Culture Park)」駅 1番出口すぐ

私がアートフェア英語サイトから解読したという情報のあやしさ(ソースは確かだが解読があやしい)に十分ご留意のほどよろしくお願いします。

トンデムンデザインプラザは、2014年に完成したばかりで、日本でも何かと話題になったザハ・ハディッド氏の設計による未来的な建築!建物を見るだけでも十分に面白そうです。

DDPのサイト(韓国語の他、日本語、英語、中国語のページがあります)

ちょうどこの時、ソウル行く!なんて方がこのブログを読んでくださっている確率は極めて低いですが、海外旅行の際、「アートフェア」を計画に組み込むのは楽しそうです。こちらの”Affordable Art Fair”、たいへん活気があって年々来場者も増加しているようです。いかがでしょうか?

※韓国ウォンのレート1ウォン約0.09円のところ間違って0.9円と書いてしまっていました。訂正しました。申し訳ありませんでした!

入場料は大人約900円です。9000円(高い!)ではありません、すみません。