ひそやかな祭り2

島をのせた鳥 IslandBird illustration by Ukyo SAITO ©斎藤雨梟

こんにちは。

またひっそり更新しています。ひっそり祭りです。

ホテル暴風雨の更新は毎日していますが、祭りといえば一時期ホテル暴風雨が福永武彦祭りだったのは完全に趣味です。

猫型宇宙人、猫丸さんのフィクション研究に 福永武彦『死の島』とつばな『バベルの図書館』が登場

つばな作『バベルの図書館』と共通テーマを持つ意外な作品、福永武彦『死の島』について、ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』を手がかりに盛りだくさんレビュー(1)
今回はほぼ脱線、『存在の耐えられない軽さ』は『オイディプス式涙のダイエット物語』であるとの珍説を披露しつつ、『バベルの図書館』『死の島』に共通するテーマにじわじわ迫る猫型宇宙人。
長い脱線を経て今回は主に福永武彦著『死の島』について、現実とフィクションの距離について猫型宇宙人が語ります。
やっと本命、つばな『バベルの図書館』の魅力、そしてしつこく福永武彦『死の島』との共通点を述べる猫型宇宙人。『惑星クローゼット』にもはまっているらしいです。

福永武彦の代表作『死の島」にまつわる私の勘違いと妄想

「島」と「鳥」はどうしてあんなに漢字が似ているのでしょう。おかげで生まれてきた妄想界の鳥と、切り離せない文学作品をひとつご紹介します。

福永武彦、驚きの親バカ発言はただの親バカではなかった件について振り返る

あの有名作家が当時高校生の息子に関して驚きの親バカ発言。しかし先見の明か力技か、ただの親バカとは言えないことに。さて誰のことでしょう?

上に載せたのはその時描いた絵です。

台風が来たり地震があったりして、なんだかしょんぼりします。

そんな時はやっぱりひっそり祭り続行です。

ひっそり祭りは「静か踊り」©︎三好銀 レスペクトだという話を昨日書きました

昨日紹介した『海辺へ行く道』シリーズ、表紙の絵からもわかるように、建物の描き方と人物の後ろ姿の描き方にすごく特徴があって素敵なのです。

漫画の絵を模写したことはあまりないのですが、何がこんなにいいんだろう、と秘密が知りたくなって、三好銀さんのこのシリーズの絵は何枚か模写したりトレースしたりしてみました。

自分の手から「素敵」が生み出されるのに興奮しましたが、秘密はわかりません。

上の二冊、どちらもよく見ると黒猫が描かれています。この猫は物語の名脇役として色々なところに出没します。猫の描き方も素敵です。

『海辺へ行く道』シリーズの舞台、A市に行ってみたい。

ひっそり祭りパート2でした。