黄金週間などなどお礼と報告

「思い出の花」斎藤雨梟作

「思い出の花」斎藤雨梟作

東日本大震災被災地支援チャリティー展VII 無事終了いたしました

みなさまどうもありがとうございました。

展示はおかげさまで盛況で、チャリティー似顔絵のご注文や募金もたくさんでした。

収支報告は後日ギャラリーまぁるのホームページに掲載されます。

今回、絵をご購入くださった方と直接お話できたのも嬉しいことでした(友人・知人が買ってくれたという場合以外、わりとそういうことは珍しいのです)。というわけで、私の絵も、嬉しいことに無事、素敵な方の素敵なおうちの素敵なリビングに飾られることに相成ったのでした!

ギャラリーの壁面に並んでいた時はこんな感じでした。

ページトップに載せた画像(原画をスキャンして色調整したもの)とだいぶ色が違うと感じる方が多いと思います。スキャン画像は、自宅で、曇天の日の、外光の入る場所で見た時の色になるべく近づけました。ギャラリー壁面は、スマートフォンで撮影し、なんとなく記憶に合わせて調整したので、この「なんとなく」がおかしい、というのが大きな要因かとは思うのですが、外光あり(曇天)というのも、色がかなり青っぽく見える環境なので、あながちどちらが正確とも言い難いです。

絵の色は、かなり見る場所(照明、額のガラスやアクリル板、壁やインテリアの色)で変わって見えます。また、ディスプレイで見るのと実物もだいぶ違います。

絵を購入される場合、ギャラリーの壁面(白い壁、白熱灯タイプの照明が多い)で見れば間違い無いかとは思いますが、それが絵の「ニュートラルな顔」だとすると、おうちの壁に飾った時の顔は、香水がつける人によって香りを変えるような個性の部分。それも楽しみであり味わいかなあと思います。(家の中で飾る場所を変えたり、場所は同じなのに部屋の模様替えをしても、けっこう絵の印象は変わります)

色の話はさておき、今回の展示は「思い出」がお題だったので、思い出や記憶が花びらになって合わさってひとつの花になっているというイメージで描きました。花芯のところにいる鳥は、なるべく資料を見ずに好きな姿の鳥を描こうと思ったところ、首と脚が短めの鶴のような鳥が誕生した次第。ずっと前に、体に赤いところがなくてモノトーンの鶴というのを見てとても美しかったという記憶がどこかに入っていると思うのですが、描いた後で検索してそれらしい鳥を見つけたものの、全然違いました。

思い出ってそういうものですね。予定調和なオチで恐縮。

BFUギャラリーでも個展「夢と歩けば」も、ありがとうございました!

「ありがトラ!」 斎藤雨梟

「ありがトラ!」 斎藤雨梟

順序が前後してしまいましたが、BFUギャラリー4月企画、斎藤雨梟個展「夢と歩けば」も無事終了いたしました。どうもありがとうございました。

7年ぶりの個展ができてうれしかったです。(最後は、2010年4月@代々木ギャラリーでした)

なかなか余裕がなくリアル展示と遠ざかりがちでしたが、今年は6月、7月とグループ展に参加する予定です。またこちらでお知らせをします。お近くのかた、原画も見てみるか〜というかたはぜひ。

ナカライカオル個展、開催中

月が変わって5月、現在、BFUギャラリーではナカライカオルさんの個展を開催中です。

ホテル暴風雨内のBFUギャラリーです。現在毎月の企画展示をお休みし常設室のみ公開しております。(2020年12月7日)

題して、
架空企画レコードアルバム「Women in the British Pop Music」

女性が登場するイギリスのロック・ポップスの名曲をイメージした絵が並びます。

絵はもちろんのこと、(作家本人による)各曲の解説や思い出の書かれたキャプションが読み応え満点で、知らない曲は聴いてみたくなること請け合いです。

2017年5月末日まで開催です。ぜひご覧ください!